ーside夢七ー




バタン




あたしは自分の家へ帰ってきた。





あれから冬弥くんとは家に帰るまで何も話さなかった。





そしかも、さっきからあたしの心臓がドキドキしっぱなし。





なんでドキドキするのよぉ、あたしの心臓。





あたしはチラッと冬弥くんの方を見た。





冬弥くんもあたしの方をじっと見ている。