「おーい、お前ら」
「あ、岡崎先生!やべー今の聞いてました?森里さんには内緒に…」
「なんも聞いてないって。それより、城島の家、知ってる奴いるか?」

「城島?あー、あの人か」
「城島さんなら俺んちの近所っすよー」
「そうか。どこらへんだ?」
「えっとですね…」

簡単に道を教えて貰った。これで何とか行けそうだ。

「外観とか、どんな感じだ?」
「どんなも何も、でっけーっすよ!元病院だとかなんとか」
「病院?」
「はい、今は休業中らしいすけど。すぐわかると思いますー」
「そっか。悪いな」
「はーい」