俺は後ろから追い掛けてくる旭を
無視して急いで靴を履き替え
自分のクラスである2ー6へ向かった




「祐介くんおはよー」

「おう」


「岸本、グッモーニン」

「モーニン」



教室に入るといつものように
クラスメートが挨拶をしてくる

俺もいつものように挨拶をして
自分の席に座る


と、旭が教室に入ってきた



「おい!俺をおいてくなよ」

「別にいいだろ。クラス一緒だし」


「お前なぁ…」


と、旭が口を開け掛けた時
教室にタイミングよく
担任が入ってきた



「旭くん、SHR始めるから
自分の席に座りなさい」



その声を聞いて旭は
渋々自分の席へと向かった




「じゃあ、SHR始めるわね」


その言葉と同時にチャイムが鳴った