「ふぁ…」



大きな欠伸をひとつして
俺、岸本祐介はベッドから降りた

すると、俺はひとつの違和感を覚えた


「…寒い」



普段なら朝と言えども
Tシャツ1枚でも額に汗が滲む


しかし今日は
汗をかいてない

それどころか鳥肌が立っている




俺は部屋を飛びだし
1階へ向かった





「母さん!」