亮は私の手を掴んだまま校舎の外に出た。
外は小降りながらも雨が降っていた
「ほんとに最近荒れてんのな」
亮は少し笑ってわたしを強引に自転車の後ろに乗せた
「家?」
「黙れ。」
空は少し夕日が差し掛かっていた。
15分も経たずに見慣れたアパートに着いた。
亮の親は離婚していて今は父親と住んでるらしいけど
父親は今の恋人といることが多くこの家は亮しか住んでないようなもんだ。
「いいから上がれ。」
乱暴に私の手を引っ張って亮の家に入る
と同時に手荒に床に押し倒される。
もはや何も思うことはない。
わざと音を立てて舌を絡ませる
「…んっ」
呼吸すらも許さない
なぜだかこういう時だけ亮はすごく強引になる。
恐怖すら覚えたりして
「りょうっ…離してっ…あんっ…」
抵抗する私に構わず亮の左手は私の顎をしっかりつかんで
右手で器用にスカートをめくって手を忍ばせた。