「翌朝、早く来て、次の準備しような。」
と、冬馬がその後に助言した。

(あ・・そうだった。
クイズの回答用紙とかまだあったな。)
と、私は思わず肩を落としてしまった。

今やりたいのは、山々だけど、さすがにこの時間なし、先生が許してくれるわけもなく、私らは朝早くに集合して、最終準備に取り掛かることにした。