全力で愛して


私たちは昼休みに
学校へ行った

「杏奈がサボるなんて
 珍しいじゃんー。
 舜君と何してたのー?」

「何もして「杏奈!!」

私の会話をさえぎったのは
大好きな雅だった

「杏奈!ちょっと来て」

そういって私の腕をつかんで
屋上へ連れてきた

「雅・・・?どうしたの??」

「どうしたの?じゃねぇよ。」

「えっ?」

「何で舜って奴と一緒に
 学校来てんの?しかも
 昼休みまで何してたんだよ!」

「ごめん・・・寝坊したからサボったの」

「あいつと来る理由になってないけど」

「ごめん・・・」

「ごめんじゃねぇよ!」

ビクッ

「ふぇ・・・ヒック・・ヒッ」

雅が怖くて泣いてしまった

なみだを止めようとしても
止まらなかった