太陽と雪



結衣たちとの約束から5日がたった。

美波は東京に戻った。そして、学校に向かうと、真っ先に、蛍の方へ向かった。


「蛍っ」


蛍は、教室から出てきた。


「何ですか?」




「話があるの。」




「私はないわ。」



美波は、


「わたしは、あんたにあるんだからさっさと来なさい。」


  












視聴覚室。



「ねえ、あんた、記憶がないんだってね?思い出して・・!わたし、わたしよ!

 おねえちゃんだよ!」


「なにいってんの?」


「だから、あんたはわたしの妹なの!」


「え・・?」