日記を読んでいくうちに、美波は、感情がこみ上げて、わんわん泣いた。 きっと蛍の雪をとかしてあげようと。 自分以外の誰が太陽になるのだと。 自分しかいないと。 最後のページまで読んでいくと、何かが落ちてきた。 何かのSDカードだった。また、机の引き出しからは、ボイスレコーダーがついていた。 すると、日記にこう書かれてあった。 証拠だよ。と。