ピピピピッ
急に、携帯の着信音が鳴った。それは、警察の刑事からだった。
「あ、高島か?久しぶりだな・・。俺だ。工藤だ。」
「工藤さん・・・。」
工藤は、美波の事件の担当刑事だった。美波の殺害説を否定していたが、当時新米だった
工藤は、権力に押されてしまった。
「どうしたんですか?なんで・・」
「お前死のうとしただろう?今通報があったのさ。学校の向かいかわのビルの社員から。」
「・・・そうですか。」
「はやまるなよ。相談相手になろうか?」
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