[あのさ…………………]





[リアで会わない?]






わたしはその言葉を見て、固まった。


親に対してはほとんど何も言っていないこのゲーム。


一応課金の了解は取ったが、自由にネット上に存在していた、わたし。



リアで、悠都に……───



今までの会話で、わりと近くに……

すごい近くに住んでいることは知っていた。


最寄り駅が同じだったから。



悠都に会える……───



わたしはそう思うだけで、胸がドキドキと鳴っていることに気づいていた。



わたしは悠都のページへ行き、コメントを残した。