―次の日
あたしは至って
元気に学校にいった
元気なふりをして・・
の方が正しいのかな?
『おはよー♪』
そう皆に元気に
挨拶をしてみせた。
ふと晴也の席の方を
みる。
『あれー?せいやは?』
なんでもないような表情で聞いてみる
「せいやなら、なな先輩のとこだよ~♪ほんっとラブラブだよ!な!健太!」
と、羨ましそうな顔で
クラスの男子は笑って見せた。
なな先輩のとこ‥か。
まだ
胸がチクチク痛いような気もするけど、
好きなひとの幸せを
応援できるようなヒトって凄く素敵だと思う。
だからあたしは
応援するよ。晴也が
好きだから、大好きだから。
