外に出た所で梅川くんが私の方をじっと見ている。 「ん?どうかしたの?」 そんな見られると結構照れる… 「あのさ俺の事、今度から下の名前で呼んでよ」 「えぇ!?そんな急に言われても!」 「だーめ、絶対呼んでよ?」 「うー…わかった」 「よし、いい子!」 梅川くんはニッと笑いながら頭を撫でてきた。 「子供扱いしないでよー」 私は口を尖らす。