君のお隣




そして何故かお母さんと梅川くんと夜ご飯を食べている私。


「梅川くんは彼氏じゃなかったのね!」


「はい、クラスメイトです」


「じゃあ彼女とかいるの?」


「いや今はいないですねー!」


そして輪に入れない私。
二人はすっかり意気投合したみたいで、楽しそうに喋っている。



「ごちそうさまでした」


梅川くんは立ち上がった。


「あら、梅川くん。ゆっくりしてっていいわよ!愛華も暇だし、部屋行けば?」


と、お母さんが言い、私は仕方なく部屋に行った。



「梅川くんごめんね、お母さんが」


「あは、いいよ楽しかったから」


梅川くんが微笑みながら言う。