家に着く少しの間、私のテンションは上がっていた。 これからまた颯ちゃんと帰る事が出来るっ! そう思うとつい零れる笑みを耐えることが出来ない。 ついこないだまで颯ちゃんを避けていた私。 そんな事も忘れるくらい、私にとっては嬉しかった。