君のお隣




「とりあえず保健室行くぞ‥」



「‥うん」


愛華は返事をして、立ち上がろうとしたがふらついた。



「いった‥!」


俺はそんな愛華を抱き上げた。



「‥へっ!?‥そ、颯ちゃん!」


愛華は驚いたみたいで焦っている。



「お、下ろしてっ‥いっ‥」



「‥はぁ、ったく‥喋ると痛いんだろ?だったら黙ってろ」



「‥‥‥」


俺がそう言うと大人しく黙った。