「これ、昨日から話してる俺の幼なじみ。蜂谷馬鹿歩美」 「…!!馬鹿じゃないしっ!!」 咄嗟にいつもの様な反応をしてしまった。 ……恥ずかしい。 「仲良いんだな」 「そうか?」 声、案外低めなんだ。 もっと高いかと思った。 「こいつ、人見知りだから、仲良くしてやってくれ」 上から目線的な感じで、皐月が椎野くんに言った。