深紅に染めて(仮)



「糞竜〜!!!!」


紅葉が竜の頭を狙って回し蹴り。


見事にヒットして、続いてみぞおちにパンチ。


…痛そう。


「イッテェ!!この怪力女!手加減しろよ」


「ハッハッハ〜
紅葉様の辞書には“手加減”など存在しな〜い」


「そんな事よりさ、名月ちゃんの部屋どうしよっか」


あたしをちゃん付けで呼ぶのは純だけ。


「あたしね所2人で使えばいいじゃん」