なんか、あたしは紅葉と間違われるほど似ているから危険らしい…。 ここに来る事になった発端は不良集団に絡まれた事が原因だし。 家に帰るつもりもないし、彼氏とは別れちゃったから学校も気不味い。 今までの生活に未練はないし、いいかな♪ なんて呑気にみんなと朝食を食べる。 「おはよ〜」 紅葉が起きてきた頃にはみんな朝食を食べ終わっていた。 「紅葉おはよ〜」 「あたしの朝飯は〜?」 「俺が食った」 竜が悪びれもせずに言う。 うん、ホントに食べてた。