深紅に染めて(仮)



シャワーを済ませて着替えようと、鞄の中から服を出す。


とりあえず適当に3着ぐらい出して並べた。


なに着ようかな〜。


下着姿でうだうだ悩む、まぁきっと誰も入ってこないんだろうし。


なんて思っていたつかの間、ドアがいきなり開いた。


「はよう起きろ!!飯が冷めるわ〜!」


ベタだ…ベタすぎるこの展開…


「キャっ!!どっドア閉めてください!

て言うか入って来ないでください!」


ドアを開いたまま動きの止まった玲治さんに半悲鳴で頼む。


「あ、あぁすまんすまん」