Blue sky ~ 記憶 ~

…この丘に初めて来たとき、華音が泣いていたのを覚えている。
 
 
 
最初のうちは全然華音が、俺に心を許してくれなかったんだよな。
 
 
それからしばらく過ごしているうちに、華音との距離が縮まった。
 
 
 
俺と華音との絆が強くなった。
 
 
そして……
 
いつしか絆が愛に変わった。
 
 
俺は気付かない間に、華音に恋をしていた。
 
 
 
『いつまでも華音と一緒に居たい。』
 
 
そんなことを、心の中で願っていた。
 
そんなことを、心の中で信じていた。
 
 
 
その想いは、今でも変わらない。
 
 
 
 
 
ドサッ!