Blue sky ~ 記憶 ~

「そうだ、断じてデートではない。。」
 
 
 
「黒川さん……そんなにはっきり言わなくても…。」
 
 
藤永は落ち込んでいる様だった。
 
 
…まぁ、あんなにはっきり断言されたらな。
 
 
「じゃあ、黒川さん行こっか!」
 
 
藤永は華音の手をとった。
 
 
「は!?行くってどこへだ!」
 
 
 
驚いている華音をよそに藤永は華音を連れ、どこかへ言った。
 
 
…俺って嫌われてるのかな。
 
 
何でだ…。
 
華音と少し仲が良いからか?
 
 
 
俺は少し落ち込みながらも、また歩き始めた。
 
 
 
「……あ…!」
 
 
俺は遠くに居る人を見つけると、声をかけた。
 
 
「高橋!ちょっと聞きたいことがあるんだけど。」