私は、部屋に戻ると、奈優にすぐに電話を入れた。

「奈優、奈優、クマちゃん、見つかったよ。部室にあったって・・・

さっき和真が届けてくれたよ。」


「えっ、本当に?よかった・・・・電車の中じゃなかったんだ・・・・

よかった。奈々、ありがとう。これからは気を付けるね。」


「うん。それより明日も楽しみだね。奈優・・・」


「うん、放課後楽しみ・・・・」

そうして、私たちは電話を切った。