外に出ると、まぶしい光が私の心を突き刺した。

まるでこれから起こる恋愛を暗示するかのように。

ここちよい風が、私のロングヘアーをなびかせた。



外には、ここに来た時のホストやキャバ嬢はいなくなっていた。

「おばあちゃん、なんか、すごい人なのかな?」

私はそう思いながら、駅へ向かった。