「ひょっとして、桃華、初めてじゃないの?」

「うん、何回もあるよ。だから、私の指示に従ってね。」

なんてたくましい友人・・・・・すごいな・・・真逆の2人・・・・

私はドキドキしながら、桃華について行った。


そして、チケットのお店に着いた。

キラキラして目がまぶしい。なんだこの光線は・・・・

「いらっしゃいませ」

桃華が2枚のチケットを渡すと私たちはそのまま席へ案内された。

「すっすごい・・・・」

すると、私の方をじっと見つめていた、一人のホストがやってきた。

「やあ、来てくれたんだ。」

「えっ?だれだ・・・?」私は考えた。

「覚えてないの?」

「あ~~~~思い出した。あの時のイケ・・・・」私ははっと口を押えた。


そう言うと、

「俺は輝(ひかる)、よろしく」と名刺を私と桃華に渡した。


この前、会った時より、随分派手すぎて、私は誰か気付かなかったんだ。



そして、これから起こる出来事など予想もしていなかった・・・・・・・