その時首を絞めていた彼の腕が一瞬軽くなって私は思わず彼の腕を払い除けて、ソファから転がるように倒れ込む。 「…………ゼェッゼェッゼェッゼェッ、ゲホッ。」 「ルイ?」 「生まれ変わりは………ゼェッゼェッ……ないよ………ゼェッ……ゼェッゼェッ。」 喉を抑えてまだ息が出来ないような苦しさ。 「ほら、おいでよ。ルイの約束を果たさなきゃ。その後にちゃんと僕も母さんの所に逝くから安心してよ。」 「雅巳君より不幸な人は沢山いるよっ!!」