「愛する人にフラれた?裏切られた?他人でしょ?僕ね、僕を産んで僕を育てて守って守られた人に裏切られたの。
母親に裏切られた僕が人を愛せるわけないよ?
でも生まれ変わったらもう一度僕を母さんの子供にしてもらうんだ。」
彼のその哀しい瞳からはボロボロと涙が溢れて私の顔にポタポタ落ちる。
モモちゃんが動揺しているのか私達の直ぐソバで雅巳君に吠えている。
生まれ変わりを信じた。
生まれ変わったら雅巳君に会いに行きたい。だけど私は………私は………私は、
「生まれ変わりはないよっっ!!!!」
首を絞められながら私の最後の力を出せる声で雅巳君に叫んだ。



