「ルイ……。」 「……………。」 まだ着替えていなく、バスタオル一枚で包んでる身体を着替え終わった雅巳君はごめんと言いながら私をまた抱き締めた。 「謝らないで、私が悪いの。」 「違うよ、僕が弱いんだ。ルイじゃない。」 「何故雅巳君はこんなに嫌いなモノが多いの?」 「…………………。」 彼の過去は、今の彼の成り立ちでしょ?貴方をこんな風にしたのは誰? 貴方をこんな目にしたのは誰なの? 彼を心から抱き締めてあげることも出来ない。 彼は こんなにSOSを出しているのに。