「捨てたよ?気持ち悪いから。」
はい??
携帯を勝手に見たことよりなんか比にならないレベルの勝手さにさすがに頭を抱えながら雅巳君に抗議する。
「それはないんじゃないですか?」
思わず敬語になってしまうくらいに彼の行動は理解に苦しむし、薬が無い不安感で今すぐにでも病院に行きたいくらいだ。
「どうして?僕がルイの安定剤だよ?これ以上摂取するなんて欲張りだよ?」
だからその言葉の心理を理解出来ないのに。
その言葉で嬉しくなる私の心も理解出来ないけど。
というか、彼に対して抱いてた嫌悪感がいつのまにか消えていた。
いつのまにか、彼に助けてもらってばかりいた。



