「コンビニ行ってくる。タバコがちょうど切らしてるんだ。あと今日は泊まるから歯ブラシも買ってくる。ルイは帰ってくる前に僕の部屋着を用意しておいて。」
「え?」
「じゃあ行ってきます。」
「え?え?」
予想つかない展開に一人残された私が呆然としながらも急いで彼に会う部屋着を探してクローゼットをあさる。
どうしよう、
いや何がどうしよう、
困る?困ることは何もないよね。
布団……あ、お客様用の布団は確かあの部屋に閉まってある。タオルケット…あったかな。
お風呂……お風呂入るのかな?どうしよう、お風呂場掃除しなきゃ。
普段停止していた頭がいきなりフル回転になって、それについていくように身体もフル回転に動く。
言われた部屋着は後にして先にお風呂場の掃除をとゴム手袋を履いて排水溝をゴシゴシ洗って壁も浴槽も綺麗にしていく。
カビキラーまでプシュプシュして、お風呂場が一気に塩素臭くなるが綺麗になっていたお風呂場を見て一人満足した。
これだけで体力を全部使い果たしたぐらい疲れたが、今度はリビングを急いで掃除機をかけてまた動き回る。
疲れるけど、なんだか楽しい。



