藍人ーーーーー!
藍人を呼んだのは、やはり理乃。
少し話を聞いていた。
すると。
理乃→藍人!誕生日おめでとう。
はい!これプレゼントね。
藍人のために選んだんだから、大事にしてよね?
多分気に入ると思うから。
藍人→ありがとな。開けてもいい?
理乃→いいよー!
藍人→うわー!めっちゃ気に入った。最高!これ大事にするから。まぢありがとな!
はぁー
もう我慢の限界。
心がもうボロボロ。
崩れてる。
この場から去りたい。
家に帰って1人で泣きたい。
そう思ってると、
目の中から一滴の涙。
流れてくると止まらず、じわじわと流れて来る涙。
藍人は、そんなの気づくはずがない。
自分が理乃と話すので精一杯。
私のことちっとも思ってくれてない。