「早速だけど、パーティーに行くわよ!
お話は帰ってきたらね!!」

お母さんがそう言うと、皆車に乗り込んだ。


「おい優里!行くぞ。」

『翔太!うん、行こっか
って、わぁっ!!』

ドレスの裾に足が引っ掛かった。

ボフッ

っと…あれ…痛くない。

「危なっかし〜んだよ、優里は。」

『翔太!ごめん!!受け止めてくれてありがと』


「ん、行くぞ。」

『まっ、まって!』