桜色のラブレター



「まあ、確かにそうだけど…」


「そうと決まれば話しは早い!さっそく水着を買いにいこっ」

とペースを咲にもっていかれてしまった



きゃっ




私はグイグイと咲にひっぱられてショッピングモールにきている

なんだか咲、いつになく積極的だな…。

なんだかみんな最近おかしいな…。

現に、先ほど学校を出るとき今日は咲と2人で帰ると隣の席の隼に伝えると…

「おぉ…わかった。

俺もちょうど拓也にようがあったし…。」


といってそそくさに坂本君と行ってしまった。

今日のみんな何か変…

そう思っているうちにショッピングモールの水着売り場についつしまっていた。


けれどそこは人で溢れかえっていて

その上その水着売り場は、私が普段いかないようなセクシーな服などがおいてある私に不釣り合いな場所だった…


絶対この中には入りたくない。


そんな気持ちでいるからか私は無意識に足を止めていた

そんな私を咲はグイグイひっぱり


「ここまで来て入りたくないとか言わないよね?」


といった。
有無を言わせない口ぶりの咲だけど…


…私の心境は…そのまさかなんだけどな…

私は正直に咲に言うことにした。

「そのまさかだよ!

…だってこんなセクシーな服屋さんはいったことないよ‼

セクシーな水着は絶対に似合わないし!」

これで大丈夫!

似合わないから買えないといってしまったら咲もわかってくれるはず!


きっと咲だって私が似合わないってことで諦めてくれるはず…

だったのだけれど…