桜色のラブレター



私がそう言うと咲も微笑みながら

「そっか…」


といって微笑みあった。


すると、坂本君と隼が今だにコソコソ話ならがだけどかえってきた。


何やら


「ぜってぇ…黒」


とか


「やっぱ…白」

とか微かに話し声は聞こえるけど微かでは話の意味がわからない…


そして教室に戻ってきた隼は坂本君に茶化されながら頬を微かに赤らめていた。


坂本君もまた、隼と同じように隼に茶化されながら頬を微かに赤らめていた。


どうしたんだろ?



咲も同じことを思ったのか




「「顔…赤いよ?」」


と言っていた。


すると、2人は照れながら

「「見んじゃねぇよ…」」

とソッポを向いてしまった。

そんな私たちはお互いの顔を見合わせながら

ぷっ

と吹き出して笑い転げてしまった。