確かに私も4人でまわりたいと思ってた
咲と2人でっていうのが嫌なわけじゃないけど4人でまわるのはもっと楽しいと思うし…
それに
隼が気になってる…
それもあると思う。
心の隅で隼をどうしても意識しちゃってる
ダメだ私!
今までと変わらない態度でいなきゃ!
私は首をブンブンとヨコにふった。
そんな私をみて咲は心配そうに聞いてきた。
「桜大丈夫?」
私は苦笑いを浮かべ
「うん!全然大丈夫!それより臨海学校どういうところにまわるの?私あんまり話し聞いてなくて…」
私が話しをずらすと坂本君の隣でさっきまでボーっとしてた隼が優しく笑いながら
「…桜は授業中に寝てっからわかんなくなんだよ…」
と意地悪をいいながらも優しく笑うからなんだかうまく怒れなくて…

