幼かったあの時と全く隼が変わってしまったような気がして…



きっと怖かったんだ…



でも私が心配するようなことなかったんだ


隼はなにも変わってなかった…


だってどんな隼も隼だから


幼かったあの時の隼も今の頼りになったり不安になったりする隼も



私は大好きだから




「ほらいくぞ」


そう優しく言う彼に


「うん」


と私は笑いかけた