桜色のラブレター



私達はいつの間にか学校の裏庭にきていた

私はうつむくことも涙を拭うこともせず頭は真っ白になっていた


すると

「…どうして…。


泣いてるんだよ…」


隼は私の左頬を優しく包むと綺麗な顔を眉を下げ寂しそうな顔をさせ私を見つめている



だって…


「隼が…

話してくれないから…」


すると隼は顔を歪めてだまってしまった