桜色のラブレター



「今日…学校に行った時…

下駄箱に…手紙が入ってたんだけど…

誰かこころあたりある…?」



ラブレターとは言わなかった…


…なんでだろ?





すると隼は

「こころあたり…ねえよ


手紙に…なんて?」


…どうしてそんなこと聞くの?


私は少しためらいながらも隼に話した


「好きって…書いてあった

でも間違えて私の下駄箱にいれたのかも‼」

すると向かい側に座っている隼が大きく

机にひじをつけて前のめりになり、顔を近づけてきた


顔が…近い


どうしよう…

私は少し慌てながら

「…隼…どう…したの?」