桜色のラブレター



私は何だか笑みがこぼれてしまった


「何笑ってんだよ…」

「昔と変わってなくてちょっとうれしくなっただけ」

「…へんなヤツ」
隼にリビングまで案内された

「今日おじさんとおばさん夜勤なんでしょ?申し訳ないし…私かえるよ」

私がソファから立ち上がると…


「いや…
食べてけよ

…俺メシ作れねぇし」


「わかった…

隼はつくれないもんね」


私が少しおどけていうと

隼は横を向いてしまった…


2人の時はこんなに話してくれるのになぁ…

私はそんかことを考えながら隼の家の冷蔵庫を開けた

ガチャ

お魚もお肉も野菜も入ってる…

これならなんでも作れるかも

私の家はお母さんもお父さんも共働きだ

し私は一人っ子だから自然と料理が出来るようになってた

それに料理楽しいしね‼

それに比べて隼はおばさんもおじさんも

共働きだけど料理ができなくて、隼も一

人っ子だから昔から私の家に遊びに来てたな…