――――利津は目を覚ました。 目を開けると、目の前には真っ白な天井。 利津は目だけを動かして周りを見渡した。 この部屋には利津以外、誰もいなかった。 たった一人しか、この部屋には居なかった。 そして、利津は上半身を起こして、しっかりと周りを見渡した。 殺風景な部屋が利津の目に映った。 ――――――あれ?ここ・・・どこだ? To NEXT...