「…ここからは…私の推測でお話し致します。」
「はっ?」
蓮は驚く。
…実際は知らないんだっての…。
「風雅はピクシーです。」
「妖精…。」
「はい。親は確か…ピクシー一族なんとか…言っていましたね…。」
私は思い出すようにフル回転させた。
「…強えのか?」
「Aランクよりは、マシでしょう。私のランクよりも下ですが…変化を使うので…惑わされやすい…と言ったところでしょう。」
「…んで?お前は?」
「…はい?」
「お前も受け継いでいるんじゃねぇか?」
何で…分かるの…。
「…それだけ詳しいんだもんな。」
蓮は私が言いたい事が分かったのか、先に答えた。
なるほど…。


