「どういう事だよ?!愛梨。」 蓮が聞いて来た。 私たちは部屋にいる。私の…。 「…そう言えば…私のメイドを見かけませんが…。」 話を逸らすように言った。 目を細めて睨む蓮。 「…沙紀様が決めたんだ。俺にしかここに仕えちゃいけないってな。」 しぶしぶ答える蓮。 そんな…。