「あー…久しぶりの日本!!」


俺は背を伸ばした。


「本当。」


沙紀は笑う。



冷夏は…一ヶ月前から沈んでる。



「……。」



誰とも話したがらなかった。




「戻りましょう。」


俺は頷く。