「…愛梨。外国…行きたくない?」 「外国…?別に。」 私はそっぽ向く。 「しっかりしてよ!愛梨じゃない!!」 「どんなのが私よ?!分かるわけない!!さっさと外国行け!!」 「愛梨…。愛梨…わかった…バイバイ…愛梨。」 冷夏はいとも簡単に出て行った。 もう…良いんだよ…。 冷夏…死にたいよ…。 ゴメン……。