「…グルーヴ…。」


「…ルーラ様。おやめ下さい。」


「何だと?」


「グルーヴは責任感じていたのさ。」


「責任?」


私は頷く。



「ルーラ様。私は望んでおりません。」


「ふざけるな!!皆、我を慕うに違いない!!」


「闇のあんたに従う奴なんか要るわけない!!」


ルーラは驚く。


「ルーラ。いつものあなたに戻りなよ…。ね?」


私は笑う。


いや…微笑んだ。



「…我は…。」


「戻りましょう。ありがとう。愛梨。」


私は横に降る。