闇の咆哮を止めるために、ライトリングを前に出した。


「…ライトシールド…。」


光の壁…。


これでとりあえずは…防げるはず…。



「…何故だ…。皆……。」


「ルーラ。グルーヴを見なよ。」


「…何?」



いつの間にか、隣に居るグルーヴを見た。



グルーヴは悲しそうだった。



「皆。戦いたくないのさ。」


「いかにも。」


私はビックリした。



「何故…驚く?」



「いきなり隣に現れるからだろ。」


私は蓮の言葉に頷く。