「何と…敵とみなすか…。」


やれやれとルーラ。


「小僧…また痛い目にあいたいか?」


「……。愛梨…気を付けろ。あいつは風の刃を使う。」


「…知ってる。」


「愛梨?!」


「そんなに敬語外したの…って言った事無かったか…。戦いだからね。楽にしなくちゃ。」


「だな!って…何やってんだ?」


私は蓮に向かって手を開いていた。



皆立って居るから…。



「別に。ヒーリングかけるだけ。」


「へ?」


「万全で挑みたいでしょ?」


私はニヤッと笑った。


「…ああ。ルーラには借りがあるんでね…。」


「なら…かけるから。」


私は、蓮にヒーリングかけた。



…ヒーリングって分かる?



「何故読者に聞くんだ?」


「…ゴメン。」


ヒーリングは回復魔法。



「行きましょう。」


「終わりかい!!」



十分!!



「イヤイヤ。はぁー…分かったよ…やろうか…。」



さて…バトル…スタート…。



絶対勝つ!!