「怖い…。」


森の奥に行き、冷夏が言った。


不気味だな…。


「ねぇ…フェアリーは?」


「ピクシーの事?ピクシーは、明るい所を好みますから…。」


「そっか……あっ!!あれ!!」


冷夏が指差し先に、私の身体があった。


「という事は…あれは全くの偽物ですね…。」


「そうなるね…。さぁ、戻っちゃお。」


「ですね。それじゃ、離れてください。」


冷夏は、離れる。