フリートは気付いたのか、溜息。


「身体なら…ここには無いようじゃ…。多分奥じゃろ。」


「分かりました。私は行きますが…二人はどうしますか?」


「ひっくるめるな。アホ。」

「アホはどちらなのです。蓮。」


「喧嘩は後にせんか!!」


「先にふっかけたのは蓮です。私には関係ありません。」


「愛梨…てめえ…。」


「喧嘩は後よ!!私は愛梨と行くわ。」



「じゃ…俺はこいつらに借りがあるんでね…。フリートの助けをしましょか。」


「貴様の手など借りたくも無いわ。」



…あちこちで喧嘩。



「…頑張るのです。蓮。」


「当たり前!!愛梨こそ、身体取り返して来い!!」

蓮は、にやけた。


…そうだね…。



私も少しだが、笑った…。


久しぶりだ…こんな感情は…。