「ふふ…。来よったな。」


闇龍こと、ルーラが喋る。


「まずは、ルーラの気を逸らしましょう。そこから、私は笛を吹きます。」


蓮は頷いた。


「何のために愛梨を使う?」


「使う?若造には分からんものよ。しかし…ここまで来たのだ。教えてやろう。」


隣に闇の化身こと、グルーヴがいた。



「我らの望みは…闇龍を完全に…完全体にすることじゃ。」


「今でも、闇龍だろ。」


「若造!!」



ルーラからの先制攻撃!!



冷夏が、遅れていたら…蓮は…いなくなっていた…。




ルーラは、闇の衝撃波を放ったのだ。



冷夏が、バリアでそれを防いだ。